27日午前11時すぎ、熊本県小国町下城の山あいを走る町道で、福岡市城南区片江の会社員、
高木繁雄さん(62)が運転する3輪のオートバイが、対向車線のガードレールに衝突しました。
高木さんははずみで道路下の雑木林に投げ出され、病院に搬送されましたが、
およそ3時間後に死亡が確認されました。

警察によりますと、高木さんは10数人のグループでツーリングに出かけていて、
ゆるやかな左カーブで前を走るバイクを追い越そうとしていたということです。

高木さんはヘルメットをかぶっておらず、頭を強く打っていましたが、
運転していた3輪のオートバイは法律上、自動車に分類され、ヘルメットの着用義務がないということです。

警察は現場の状況などから、高木さんが前を走るバイクを追い越そうとして、
カーブを曲がりきれなかったとみて、当時の状況を詳しく調べています。