▼日本のドライバーは“運転力”が低い!!▼
http://news.livedoor.com/article/detail/14030357/

日本のドライバーが追い越しなどの運転操作に慣れていないことも関係しているのではないかと思っている。
日本の道路では、追い越しのための右側はみ出しを禁じた黄色い車線をよく見かける。

しかし欧米でここまではみ出し禁止の道路が多い国は記憶にない。事故を減らすにははみ出しを禁止すれば良いという判断が主流だったのかもしれないけれど、
その結果、日本の多くのドライバーが追い越しの経験が少ないまま高速道路を走り、追い越しが終わっても走行車線に戻らないなど、さまざまな問題を引き起こしているのではないかと想像している

一見すると危険を遠ざける、好ましいルールに見えるかもしれない。
しかし人口10万人あたりの交通事故死者数で、日本は欧州諸国とほとんど変わらない。

この数字から懸念するのは、我が国のドライバーの「運転力」が低下しているのではないかということだ。
運転力を英語にするとドライビングテクニックとなりそうだが、それでは速く走る能力という意味に取られてしまう。

ここでいう運転力とはそうではなく、道路という公共空間のもとで、周囲の環境と協調し、
状況に応じて的確な操作ができる能力を示すものだ。

 中略

横断歩道を渡る人がいれば止まり、遅い車両がいれば追い越し、と臨機応変にアクセルやハンドルを操作しながら進んで行くものだと思う。こうした環境で育った欧州のドライバーの運転力は日本よりはるかに高い。