福島知事
安倍首相式辞に違和感 「原発事故」文言使わず
http://mainichi.jp/articles/20170313/k00/00e/010/189000c

東京都内で11日にあった東日本大震災の政府主催の追悼式で
安倍晋三首相が「原発事故」の文言を式辞で使わなかったことについて、
福島県の内堀雅雄知事は13日の定例記者会見で、「県民感覚として違和感を覚える。

原発事故、原子力災害という重い言葉、大事な言葉は欠かすことができない」と批判した。

追悼式は震災翌年の2012年から毎年開かれ、
昨年まで首相は式辞の中で原発事故について触れていた。

会見で内堀知事は「世界でも例のない過酷な原発事故で甚大な被害を受けた。

過去形ではなく現在進行形の災害だ」と指摘した。

県によると、震災と東京電力福島第1原発事故で県内外へ避難している人は、

現在も約8万人に上っている。