大気中の石綿濃度が1本/Lであった場合に肺がんの発症リスクが2倍になるのは?
1本/L→0.001本/ml
25÷0.001→25000年
大気中の石綿濃度が1本/Lの環境下に25000年いると肺がんの発症リスクが2倍になるといえる

ここで気を付けなければいけないのは石綿による肺がんもタバコ等の他の要因による肺がんも同じ肺がんであり見分けがつかないということ
2倍の発症リスクの暴露があればそれは石綿による肺がんであると考えてもいいだろうということに過ぎない
そして石綿による肺がんについては閾値の考え方はなく少ない石綿でもばく露すれば肺がん発症のリスクは増大する
大気中の石綿濃度が1本/Lであれば石綿による肺がん発症のリスクは極めて低いといえるが0ではない
そしてこのような環境下で石綿により肺がんになってしまった場合、石綿による肺がんということにはならないし、現状では石綿による肺がんであると証明する術がない

個人としてはできるだけ石綿はばく露しないようにするとしか言えない