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●アスベストで10万人死亡予測、自動車も危険
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0001名無電力14001
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2011/11/30(水) 18:03:48.39
史上最悪の公害、アスベスト被害で10万人が死亡するという予測。
311や福島原発事故の陰で埋もれているが、肺がん増加の原因説も。
ホンダに続き、またも三菱自動車で死亡事故が隠ぺいされていた。

・10万人の死亡者が予測されているアスベストの危険性
http://matome.naver.jp/odai/2131736733731199801

・本日午後、三菱自動車本社で、はじめてのアスベスト補償会合を持つ
http://luna555.blog19.fc2.com/blog-category-27.html
0154名無電力14001
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2013/12/24(火) 08:44:24.25
★《じん肺は、過去の病気ではない》。重症になると、酸素ボンベを抱えて暮らさないといけなくなる
■参考
◆じん肺に倒れた鉱山労働者たち[SBS 2012/06/14]
◆死の棘(とげ)〜じん肺と闘い続ける医師〜[SBS 2013/05/29]

●遠州じん肺訴訟 1978(昭和53)〜1989(平成元)年
■《ヨロケ》になった鉱山労働者達は、会社を相手どり裁判を起こした。「鉱山労働者が集団で企業を訴える」、全国初の集団訴訟。
■古河鉱業・久根(くね)銅山、生産量で全国2位を誇った。しかし、その繁栄の影で、鉱山労働者が胸をかきむしり死んでいった。
 1970(昭和45)年、銅の枯渇を理由に閉山。会社は、《ヨロケ》になった労働者達を置き去りにし出て行った。
 日本の土台を作った男達は企業から国から見捨てられ、残ったのは不治の病だけだった。
 会社から何の保障も無いまま、じん肺と貧困に苦しみ、自殺した鉱山労働者も。
 ゴーゴーと懸命に呼吸しないと動けない(スターウォーズのダース・ベイダーのよう)。(酸素ボンベが欠かせず、そのタンクは、高齢の妻が背負い山まで運んだ)
■1978年の提訴から11年、1989年、4億円以上の損害賠償を求めた裁判は、企業側が3億5000万円を支払い和解。
 労働者側の事実上の勝訴。しかし、既に原告の半数は亡くなっていた。
 ▽1970年…久根銅山閉山
 ▽1978年…経営企業・古川鉱業など4社を相手取り損害賠償訴訟を起こす
 ▽1989年…企業側が3億5000万円を支払い和解
◆久根(くね)鉱山とは
 明治元年まで「片和瀬鉱山」と呼ばれ、始まりは1731(享保6)年。
 大鉱脈が発見された直後の1899(明治32)年、足尾銅山で有名な「古河鉱山」が買収してから急速に発展。
 久根鉱山は、「足尾銅山の鉱害(公害)」に学び、鉱害の無い鉱山を目指してスタートしたはずだったのだが…。
0155名無電力14001
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2013/12/24(火) 09:56:12.81
>>154
●みんなが長生きできたのは、1人の医師のおかげ
■浜松市の北の外れ、長野県との県境にある、静岡県浜松市・天竜区佐久間町・西渡(にしど)地区、現在わずか540人の集落。
 『久根銅山閉山から40年経った今も』、西渡には38人のじん肺患者がいる(2013年)。2012年も、5人がじん肺で亡くなった。
■企業が去った後、残されたじん肺患者達に手を差し伸べたのは、一人の若い医師だった。
 集落に唯一あった診療所の医師・海老原勇(いさむ)先生。鉱山が閉山した直後、27歳の時、大学を出てすぐにこの地にやってきた。
 じん肺の研究を始めると共に、患者の診察に奔走した。
■赴任して10年、治すことの出来ないじん肺をもっと知ろうと、研究のため神奈川へ移る決心をした。
◆じん肺患者「もしずっとおれんのならさ、週に3回でもいいでよ、来てもらいたい」
 海老原医師が西渡(にしど)を離れる日、村人総出で荷物を運んだ。
 先生が村から去ってしまう。みんな、絶望の淵に立たされた――。
■残された患者を診察するのは、そう、あの海老原医師(2013/05/29時点68歳)だ!
 東京での診察の傍ら、週に3日は片道4時間かけて、この西渡に通い続けている。もう35年になる。
 今も、患者の家は全て把握している。具合が悪くなった時、すぐに往診するためだ。

●キーワード
■《アスベスト》
 耐火や防音に優れ、『日本は鉄骨の建物に使用を義務付けた』。日本で過去作られたアスベストを含む建築材は、2200種類以上。耐火性に優れた
■《ヨロケ》
 労働者の肺は銅山の粉塵で侵され、苦しさのあまり胸を掻きむしり、ヨロケながら倒れた。村の人達は、この病を《ヨロケ》と呼んで恐れた。
 一度かかると治ることはなく、進行を抑えるしか手がない。
■《石の肺》
 『火葬場で普通の人の5倍燃料を使っても、胸だけが残った。「石」を燃やしたように真っ赤』。(アスベストは鉱石だから)
■《死の棘(とげ)》
 『アスベストは綿のように見えるが、元は「鉱石」。棘のようなものが、アスベストの正体』。
 舞い上がった粉じんを吸い込むと、肺に刺さり、高い確率でじん肺になる。未だ有効な治療法はない。まさに死の棘だ。
0156名無電力14001
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2013/12/24(火) 10:33:39.16
>>155
●患者達にとってせめてもの救いが《労災認定》を得ること
■じん肺は、未だ有効な治療法が見つかっていない。
 『患者達にとってせめてもの救いが、「労災認定」だ』。それには、じん肺の専門医である海老原医師の診察が欠かせない。同じ呼吸器でも、アスベスト被害を専門に診れる医師は少ない。
 『労働者達が宿命として諦めていたじん肺を、「企業の責任として労災認定させることが使命だ」と、海老原医師は考え続けてきた』。
 西渡のじん肺患者に寄り添い45年、海老原医師のここでの診療と研究が多くの労災認定を生んできた。
 じん肺研究の第一人者。『近年の研究の結果、肺に入った粉塵が、人間の免疫反応システムを壊し、《今まで労災認定の対象とされて来なかった、様々な病気の原因になる》ことを突き止めた』。
◆「これから最大の課題になるのは、建設業の労働者。辞めてから30、40年経って発症する人もいる。『日本のじん肺問題は、全然終わっていない』」
 by 海老原勇・医師
■実は、増えてくるはずの中皮腫でさえ、「申請」件数や「認定」件数がどんどん減少している。石綿肺の労災支給件数はたったの68件。被害者は増える一方で、収束の方向ではないはずなのに…。
◆労災の支給決定件数(2011年度中に請求があったものに限らない)
 2011年度から新たに集計した『石綿肺』(じん肺の一種)の68件を含め1105件(前年度994件)。
 疾病別では、『肺がんが399件(同424件)』、『中皮腫が546件(同498件)』、良性石綿胸水が42件(同37)、びまん性胸膜肥厚が50件(35件)。
0157名無電力14001
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2013/12/24(火) 10:36:25.81
>>156
●現代のヨロケ…今なお悲劇は繰り返される
■じん肺は形を変え、新たな患者が海老原医師を待っていた――。
 東京にある海老原医師の診療所「しばぞの診療所」(東京都港区)。じん肺患者が全国から集まる。『診察は1日約80人、月のべ1000人。その患者も当初の鉱山労働者から、今は建築関係者に変わってきている』。
 レントゲンに写る白い影。『知識がないと、医師ですら見分けがつかない。そのため、正しい病名も原因もわからぬまま、命を落としていくケースがあとを立たない』。同じ呼吸器でも、アスベスト被害を専門に診れる医師は少ない。
 患者の一人、Mさん(66)。通い始めて8年。
◆Mさん「(体内酸素量)74。キリマンジャロに登っているのと同じ」
 40年間、電気設備の仕事をしてじん肺発症。今では、肺の機能が低下し、マスクの助けがないと自分の息すら吐き出せない。『1日14時間、このマスクに拘束される』。
◆「やらないと炭酸ガスというのは(普通の人は)45の値、それが90いくと酸欠状態になる」
 『日本の経済発展を支えた代償が、じん肺という不治の病だった。そう、あの久根(くね)銅山と同じ、《現代のヨロケ》だ』。
■アスベストの危険性がようやく日本で大きく叫ばれたのが、2005年に起きた《クボタ・ショック》。
 機械メーカー・クボタがアスベスト製品を製造していたことで、従業員と近隣住民77人が中皮腫という肺の病気にかかっていた。
 これをきっかけに、各地でアスベストの排除を求める住民投票が広がり、翌2006年、日本はアスベストの製造・使用を禁止。『世界の国々から10年も遅れた対応だった』。
0158名無電力14001
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2013/12/24(火) 10:39:12.66
>>157
■『しかし、その2年後の2008年、アスベストによる新たな被害が明らかになった』。
 阪神淡路大震災、この大地震でアスベストを含むビルが大量に崩れた。その復旧作業に当たっていた作業員が、アスベストの被害にあっていた。
 兵庫県宝塚市に住む60代の女性、2011年、夫をアスベストが原因の肺がんで亡くした。わずか2ヵ月間、ガレキの撤去を手伝い発症した。
◆妻「何かの間違いじゃないかと。(夫は)ずっと着物の営業ばかりしてきたので…」
■吸い込んでから20年、30年経って発症するじん肺。『復興で街が生まれ変わった今になって、当時のアスベスト被害が表面化してきている』。
 兵庫県西宮市で建築会社の営業マンだった男性(81)。『震災後、2ヵ月間、マンションの解体工事の現場監督をした』。健康診断で「肺に影がある」と言われ、アスベストが原因の肺がんとわかる。「余命2年」と宣告された。
 当時、社長も現場に出て作業に当たった。「ビルを解体したガレキを、浜に山積みした。無法地帯だよ」。
 被災直後、ガレキの撤去を手伝ったボランティアや住民に、アスベストに対する意識はほとんどなかった。『その時の被害が、今後さらに明らかになっていく』。
 『ガレキが無くなっても、そこから30年間は中皮腫が起こりうる期間だから、これからも増えていく』。
■阪神淡路大震災から16年、東日本大震災。『阪神の2倍、170万もの建物が破壊された。悲劇は、また起きようとしていた――』。
0159名無電力14001
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2013/12/24(火) 10:41:21.91
>>158
●アスベストと震災
◆Dr.中川のがんの時代を暮らす:/58 夢の新素材に警鐘も[毎日新聞 2012年11月19日]
 大地震などで突然建物が倒壊するケースでは、アスベスト対策は後手に回ります。95年の阪神大震災でも、震災後しばらく、環境中のアスベスト濃度が上昇しました。
 アスベストを吸入してから中皮腫が発生するまで平均40年かかりますから、今後、中皮腫が増える可能性も否定できません。
 阪神大震災で被災した建物の復旧作業に約2カ月間携わった兵庫県宝塚市の男性が中皮腫と診断され、11年10月に死亡しました。西宮労働基準監督署は、この男性を労災と認定しました。
 東日本大震災の被災地でも、同様の事例が相次ぐ可能性が指摘されています。
 『しかし、阪神大震災と比べ、環境中のアスベスト濃度の上昇はわずかです。
 建材などのアスベスト規制が進んだことに加えて、津波によって建物のがれきが湿ったため、アスベストが飛散しにくい状況になったためと考えられています』。

■阪神淡路大震災でアスベスト被害。『たった2ヵ月』の震災ガレキ撤去のアルバイトで、中皮腫を発症し死亡
◆震災がれき撤去でがん発症し死亡[NHK 2012/08/24] http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120824/n66057110000.html
 労災を認定されたのは、兵庫県宝塚市の男性でアスベスト特有のがん「中皮腫」を発症し、去年、65歳で死亡しました。
 男性は、17年前の阪神・淡路大震災の直後、『2か月間だけアルバイトでがれきの撤去作業』をしていて、その際吸い込んだアスベストが原因で中皮腫になったと労災を申請していました。
 男性は、震災での作業のほかにはアスベストにさらされる仕事をしたり、アスベストを扱う工場の近くに住んだりしたことがなく、ことし6月、厚生労働省の検討会で労災の認定が決まりました。
 『専門家は、中皮腫の潜伏期間が通常40年前後であることを考えると、今後、同様の被害が増えると指摘しています』。
 また、『男性が2か月間という短期間の作業で中皮腫になっている』ことから、東日本大震災の被災地でも対策強化が必要だとしています。
0160名無電力14001
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2013/12/24(火) 10:44:38.54
>>159
■精神的・肉体的苦しみに加え、金銭的苦しみも背負わされる
◆じん肺患者の苦しみ…労災認定の大きな壁[SBS 2013/12/19]
 効果的な治療が無いじん肺。その患者にとって唯一の救いが、労災認定。仕事による発症だと国に認めてもらい、治療の補償を受ける。
 しかし、運転手で荷物の運び入れをしていたTさん(67)の労災認定は、認めてもらえなかった。
◆静岡労働局「粉じんが舞う現場に出入りしていたことは認めるが、作業時間は不明」
 『労災は、「粉じん作業に常時従事していた人が、審査した病のレベルにより申請できる」と、法律で決められている』。
◆じん肺法 (随時申請)第十五条
 「『常時粉じん作業に従事する労働者又は常時粉じん作業に従事する労働者であつた者』は、
いつでも、じん肺健康診断を受けて、厚生労働省令で定めるところにより、都道府県労働局長にじん肺管理区分を決定すべきことを申請することができる」
 労働局は、当時運転手だったTさんには、常時現場にいた証拠がないと判断した。
◆Tさん「部屋の中に一日中いるのが常時で、荷物を運び入れている時間は短いはずなので常時ではないという解釈」
 じん肺は粉塵を吸ってから10数年経って発症するため、発症時には既に退職していることも多く、当時の労働環境をさかのぼって立証するのは難しい。
 これが、労災認定の大きな壁となっている。
 Tさんは治療費と薬代で毎月1万2〜3000円かかる。
◆「兵糧攻めにあっているみたい。医者へかかるお金の工面もギリギリ。労災認定されなかったら、借金として残る。それは出来ない」
 『「労働環境によって病におかされた」という怒りは、行き場のないまま、患者自身が抱え続けているのが、じん肺の実情なのだ』。
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