>>113
5000本の基準というのは石綿小体
職業的疾病と認められるかどうかは
一般人比べて発症リスクが2倍以上のリスクであったかどうかが基準となり
2倍以上のリスクとなるといわれているのが25本/ml×年
これは、25本/mlの環境で1年ばく露すると2倍の発症リスクとなるというもの
(ここでは、リッターではなくミリリットルね)
50本/ml×年であれば0.5年で2倍、1本/mlなら25年で2倍のリスクとなるというもの
25本/ml×年のばく露があったであろうと考えていいとされる医学的所見の一つが
5000本以上の石綿小体
ただし、日本での使用石綿の9割以上を占める白石綿(クリソタイル)は
石綿小体を形成しにくいことが知られている
こういったことが総合的に考えられて2006年の基準が設定された
それを無視した運用が行われ、2007年には通達となった