▲「韓国人の嘘」/キム・ヒョンヒ著/216ページ/1万3800ウォン

チェ・スンシル国政壟断で全国がごたごたしている。連日、容疑がふくらんで事実が繰り返し確認されても本当の実体は五里霧中だ。陳述と主張がひどく交錯して国民は混乱するばかり。誰かは明確に嘘をついて一貫して隠蔽しているはず。なぜこのように嘘が乱舞して明らかな嘘を堂々と口にできるのだろうか。

今年6月、日本の経済雑誌‘ビジネスジャーナル’の韓国関連記事が論議になった。内容を要約すれば「韓国人は息をするように嘘をつき、韓国は世界で一番の詐欺大国」というものだ。その記事でなくとも「嘘をつく国」韓国は様々な統計を通じて暴いている。

2013年、世界保健機構(WHO)発表によれば韓国は全犯罪に対する詐欺犯罪の比率が世界1位だ。2014年、ホテルスドットコム調査によれば韓国は休暇および旅行経験と関連して嘘をたくさんつく国3位にランクされた。検察庁犯罪分析統計資料によれば2013年に発生した犯罪のうち詐欺事件は27万4086件と調査された。これは同期日本の3万8302件より何と7.2倍多い水準だ。

この様な不名誉な現象はどのように説明できるだろうか。警察教育院外来教授が書いたこの本はその‘嘘と詐欺の国’韓国を掘り下げる。韓国人がどのように嘘をつくのか、韓国人だけの特殊性を5年余りかけて追跡して暴いた。直接、足を運んで周辺の人々の嘘習慣事例を収集し1038に整理して言語的、音声、ボディランゲージに細分化して分析した点が目立っている。