衆院代表質問 岸田首相、国会論戦デビュー 衆院選見据え論戦過熱
10/11(月) 17:33配信 産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/9244f911549d6c38e4d0ba1c64efdbc12688332c

「『(経済)成長なくして(所得)分配なし』だ。まずは成長を目指すことが極めて重要であり、その実現に全力で取り組む。それが民主党政権の失敗から学んだことだ」

首相は、自らの経済政策について「抽象的で具体策に乏しい」などと批判した枝野氏に対し、こう語気を強めて反論した。
岸田政権は発足当初から分配重視の姿勢を取り上げられることが多く、経済の先行きに懸念する向きもあったが、
改めて成長と分配を両立させる考えを強調することで分配に軸足を置く枝野氏との違いを鮮明にした形だ。

3日間に及ぶ衆参両院での代表質問は、首相にとって次期衆院選までの最初で最後の野党との論戦。
首相は「与党を勝利に導かなければ(首相に)なった意味がない」と周囲に語り、枝野氏との直接対決になる今回の代表質問にも並々ならぬ覚悟で論戦に臨んだ。