中国軍艦、与那国島と台湾の間を航行…防衛省が初公表 2021/05/01 22:07

 防衛省は1日、日本最西端の沖縄県・与那国島と台湾の間を北に向けて航行する
中国海軍の「ジャンカイ2級」フリゲート艦1隻を確認したと発表した。
日本の領海への侵入はなかった。同省が、この海域で中国軍艦艇の航行を発表するのは初めて。

 統合幕僚監部によると、フリゲート艦は4月30日午前1時頃、
同県・宮古島の北北東約150キロ・メートルの海域を航行し、
その後、沖縄本島と宮古島間を南下して太平洋に出た。5月1日になって与那国島と台湾の間を通過し、
東シナ海へ戻ったという。この間、海上自衛隊のP1哨戒機や護衛艦などが監視を続けた。

 台湾周辺では、中国軍が軍事演習を活発化させるなど緊張が高まっており、
同省は航行の目的を分析している。
ttps://www.yomiuri.co.jp/national/20210501-OYT1T50227/


ミャンマーのクーデターから3カ月 都内で抗議デモ 伊藤進之介2021年5月1日 20時02分

 ミャンマーでの軍事クーデターから1日で3カ月が経った。東京都渋谷区の国連大学前では
在日ミャンマー人ら約200人が集まり、国軍に対して抗議し、国際社会に支援を呼びかけた。

 抗議デモでは国軍に対抗し、民主派が新たに結成した「国民統一政府(NUG)」への
各国の支援を求めたり、少数民族の出身者がそれぞれの旗を掲げ、共闘の意を示したりしていた。

 主催者の一人、マイチョウウーさん(52)は「国軍との会話の道はなく、
ミャンマー人のデモだけでは民主主義を取り戻すことはできない。
NUGを認めてもらい、国際社会から国軍に圧力をかけてほしい」と話した。

 2日にも、アメリカ、ドイツ、韓国、台湾など世界各地で「春の革命」と題して
集会が開かれる予定で、東京でも霞が関でデモ行進を行うという。(伊藤進之介)
ttps://www.asahi.com/articles/ASP516FXHP51UQIP01M.html