Fukushima50の裏で怪電波を流していた報ステの残骸が_

原発再稼働も一番の問題は?脚本家・倉本聰氏に聞く
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210312-00000087-ann-soci

(Q.倉本さんも福島第一原発の視察もされていますが、いまだに、廃炉作業が進んでいない状況を、どう思いますか)
本当に大変なことだと思います。廃炉というのは、例えば、新しい会社ができて、その会社でやる新しい仕事です。
視察に行ったとき、ビルが建っていて、「これは何ですか」と聞いたら、「廃炉のための会社だ」と言われた。
そこで何をやっているのかわかりませんが、私が一番、気になるのが、高レベル放射性廃棄物。
土も水も含めて、最終処分場が決まっていないことです。
いわゆる核のゴミを処分する最終処分場をめぐり、倉本さんが暮らす北海道の寿都町や神恵内村では、
処分地にふさわしいかどうかを調べる調査が始まっています。

(Q.こうした、最終処分場の動きについて、どう思いますか)
みんな最終処分場が来るのは嫌です。ただ、電気を付けて、生活の中で出たものです。日本の豊かさを
享受させてもらった日本人が、誰も引き受けない。これは卑怯に思えてしょうがないです。
再稼働をやろうとしているのに、例えば、なぜ、前の総理は自分のところに最終処分場を持って来ようと言わないのか。
また、もっといろんな構想考えないといけない。例えば、フィンランドの最終処分場『オンカロ』。
フィンランドでは、原発をつくるときに、ごみの処理をするということが条件になっています。
日本では、全然できていない。日本人全員が逃げているわけです。僕も含めて、恥ずべきことだと思います。
このことについて、NUMO=原子力発電環境整備機構の人が来て、もしも処分場ができたら
「私は家族と住みます」と言いました。そのとき、考えました。老人を集めて、街を作ると。
病院、介護施設をしっかり作ってもらって住む。ただし、何か事故が起きたときは、安楽死の権利を与えてほしいと。
苦しんで死ぬのは嫌ですから。それくらいしないと、この問題は、解消しない。
みんなが責任を持ってやらないと恥ずかしいと思います。