オール沖縄「瓦解の兆し」 玉城知事の前後援会長が憂慮
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沖縄県の玉城デニー知事を支援してきた地元小売り・建設大手「金秀グループ」会長の呉屋守将氏(72)が
先月末、後援会長を辞任した。呉屋氏は玉城氏を支える勢力「オール沖縄」を象徴する人物で、
2年後の知事選の構図に影響を与える可能性もある。呉屋氏は共同通信のインタビューで、
オール沖縄について「瓦解の兆しが前からあった」と現状を憂慮した。

オール沖縄は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する政党や団体でつくる勢力で、
保守と革新の対立構図を乗り越えた結集とみられてきた。