石破氏本人が話す「石破外し」 半年前から党内で研究?
聞き手・神田大介、松山尚幹 2020年10月14日 8時00分

【朝日新聞ポッドキャスト】 石破茂氏に聞く、総裁選「敗戦の弁」
 7年8カ月ぶりの政権交代という割には、しらけたムードが流れていました。
9月の自民党総裁選は、早々に主要派閥が菅義偉氏への支持で足並みをそろえ、
結果もそのまま波乱なし。開始の笛が鳴る前に、試合は決まっていたと言えます。
 挑んだ石破茂、岸田文雄両氏の目算はどこで崩れたのか。
舞台裏で何が起きていたのか。敗戦の弁を直接2人の口から語ってもらいました。

 今回は安倍晋三前首相のライバルと目されていた石破茂元幹事長。
日ごろからそばで取材をしている番記者の政治部、松山尚幹記者にも同席してもらい、
忖度(そんたく)なしで聞きました。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。

・負けるとわかってなぜ出馬?
・二階俊博幹事長は、怖い?
・石破氏を支持すると、党の公認がもらえない?
・天変地異でもなければ総裁にはなれないと認めてる?
・結局、次の総裁選も出るんですか?

岸田文雄氏に聞いた「敗戦の弁」は、明日配信の予定です。
     ◇
Q:敗色濃厚なのに、なぜ立候補したんですか。
A:ちゃんとしたルールの時に出ればいい、今回はやめときなと
私のためを思って言ってくれる人もいっぱいいたんですよ。悩まないではなかったですね。
 だけど、自民党は国民政党なので色々な考え方がある。そこで議論がないのは
自民党じゃないよねというのと、これだけ党員を増やそうと言っているのに、選挙もやらないよというのは。
多様な意見を戦わせることは、自民党のある意味生命線みたいなところがあってね。
そこに違う意見を持っている私が議論しないのは、自分らしくないよねということです。

Q:安倍前首相が辞任を表明した翌日、機嫌が悪かったですね。(以降有料記事)
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