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元事務局長が差別的な発言か
09月18日　12時05分

兵庫県サッカー協会の事務局長を務めていた男性が、ことし３月、
在日コリアンでつくる県朝鮮サッカー協会の関係者に対し、
差別的な発言をしたとして抗議を受けていたことがわかりました。
元事務局長は、「朝鮮が嫌いだという個人的な意見だ」などと
説明したということですが、処分は行われませんでした。

兵庫県サッカー協会によりますと、ことし３月上旬、
事務局長だった男性が協会の幹部と神戸市内の飲食店を訪れた際、
居合わせた在日コリアンでつくる県朝鮮サッカー協会の幹部ともめたということです。
翌日、県朝鮮サッカー協会から、やりとりのなかで男性が差別的な発言をした
として抗議を受け、６月下旬には謝罪を求められたということで、
県サッカー協会は臨時総会を開き、事実確認を行いました。
男性は、当時、酒に酔っていてもめたことは認めたものの、謝罪を拒否し、
発言した理由について、「朝鮮が嫌いだという個人的な意見だ」という説明をしたということです。
その後、県サッカー協会は処分を行わず、男性もことし７月上旬、
個人的な理由で事務局長を辞任したということです。
これについて、県サッカー協会は、「現在、対応を協議しています」としています。
一方、県朝鮮サッカー協会は、「担当者が不在で連絡がつかない」としています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20200918/2020009902.html