>>495

> 直近の関係のこじれは、徴用工問題をめぐる韓国側の動きに起因するものだ。
>だが、それを経済にまで広げたのが、日本政府による輸出規制の強化である。
>結果として日韓の企業に多大な損失を負わせた。
> 一貫性ある対話の積み上げを怠ったという点では、北朝鮮政策も同様だ。
>圧力一辺倒の方針を、米朝が接近すると対話志向に一変させた。
>拉致問題を含めて成果は何も出せなかった。
>
> 朝鮮半島をめぐる安倍外交の負債を引き継ぐ次の政権は、
>韓国との正常な対話の再開から始めねばなるまい。
>
> 韓国政界では、新政権とは良好な関係を築くべきだとの機運が広がりつつある。
>まずは喫緊の課題である徴用工問題をどう解決するかが、
>文在寅(ムンジェイン)政権と日本側との共同作業になろう。
> 日本は時間をおかず、輸出規制の強化を撤回すべきだ。
>文政権は、元徴用工らへの補償問題について能動的に行動する必要がある。
>
> 今改めて思い起こすべきは、小渕恵三首相と金大中(キムデジュン)大統領が交わした
>「21世紀に向けた新たな日韓パートナーシップ」である。
>次世代の両国民とアジアの安定のためにも、健全な首脳往来を復活させねばならない。

素晴らしい社説ですね_