総裁選でしっぺ返し食らわなきゃいいね_

総裁選を前に石破茂が自民党に“苦言”「最終的には総選挙でしっぺ返しを食らう」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200912-00040193-bunshun-pol

「まだ私が国会議員になる前、田中角栄先生に『総理総裁は努力だけではなれない』と言われたことがあります。
今回の総裁選も、努力だけではどうにもできないことが多いことは承知しています。
しかしながら、そのような厳しい状況でも“やらなければいけない時”というのは存在するんじゃないでしょうか」

 今回の総裁選は、投票権を国会議員と都道府県連の代表者に限る「簡易総裁選」の方式をとることが総務会で
決定され、100万人以上の自民党員には投票資格が与えられないこととなった。これには党内の議員から批判の声が
多くあがったが、石破氏も強い言葉を投げかける。
「党員を大事にできないようなら、遅かれ早かれ、国民からも見放されるのではないでしょうか。
最終的には国政選挙で、国民から“しっぺ返し”を食らうことになります。野党の体たらくを見て『どうせ勝てる』と
思うとすれば、それは驕りです」

 今回最有力候補の菅義偉官房長官については、二階俊博幹事長が早くから支持を表明した。
「二階俊博幹事長は私と同じ地方出身者として、地方への想いを共有している方ですが、今回は菅義偉官房長官を
支援されると聞いています。現政権の路線を継続するということで一致したのでしょう。
ただ、それで何が国民のためになるのか。あくまで政策本位で総裁選を闘いたいと私は思います」

 菅官房長官が旗振り役となった「Go Toキャンペーン」については、次のように指摘する。
「今の仕組みは使い勝手が悪い。東京都のみが除外されたままで、都民にとっては不公平感が拭えません。
都民であっても『東京タワーにのぼってみたい』『ホテルオークラに泊まってみたい』という人が大勢います。
そのような都民のために、マイクロツーリズム的な考え方で、都内間移動を含めた近距離移動のキャンペーンを認めてはどうか。このように、コロナ対策はそろそろ、
地方に独自性を持たせたものに変えていくべきです」

 健康問題で退陣を余儀なくされた安倍首相だが、石破氏自身の体調管理はバッチリなのか。最後に問いかけると、
毎月の“ルール”を語ってくれた。
 他にも石破氏が、コロナ対策のあるべき姿、安倍政権の功罪、コロナ禍で学んだ朝鮮半島の歴史などについて触れた
「 自民党は、総選挙でしっぺ返しを食らう 」インタビュー全文は、「文藝春秋」10月号及び「文藝春秋digital」に
掲載されている。