【安倍政権を振り返る】「グローバル外交も対韓関係悪化」
韓国 尹徳敏・韓国外国語大教授 2020.9.8 18:09
ttps://www.sankei.com/politics/news/200908/plt2009080073-n1.html

> ただ1つ、残念なのが韓国との関係だ。関係悪化の意図はなかったと思われるが、
>安倍氏の歴史観には、韓国にとっては「歴史修正主義」的な面もあった。
>
> 特にそうした考え方が明確に出たのは2015年8月に発表した「戦後70年談話」だ。
>安倍氏はこの時、日露戦争における勝利がアジアの人々を勇気づけた、と語った。
>(朝鮮半島の権益をめぐる争いで起きた日露戦争の結果、日本の保護国化、併合された)韓国としては、
>この歴史観は受け入れられない。
>韓国で日本との関係を良くしようという努力がある中、問題を難しくしてしまった面がある。
>
> 韓国では歴史観を重視しており、安倍政権は特に13年から4年間の朴槿恵(パク・クネ)政権との
>相性が良くなかった。これが両国関係に響いた。
>続く左派の文在寅(ムン・ジェイン)政権も安倍政権とぶつかった。
>
> 昨年の日本政府による韓国への輸出規制強化(輸出管理厳格化)は、
>韓国で「NO JAPAN」という民間レベルにまで広がる日本製品不買運動にまで発展した。
>この問題に対し、韓国人にとっては「安倍(首相)に責任がある」との思いが強い。これが実情だ。
>
> 現状では、日本の首相が誰になろうが、両国関係は難しく変わりないと思う。
>ただ、韓日関係は、金泳三(キム・ヨンサム)政権下での悪化が
>金大中(キム・デジュン)・小渕恵三政権で改善したという前例がある。
>
> (次期大統領が就任する)1年8カ月後には韓日双方で現在とは違う政権となる。関係改善に向け、
>互いの次期政権がどのようなビジョンを持つかがカギとなる。(聞き手 ソウル・名村隆寛)

>韓国で日本との関係を良くしようという努力がある中、問題を難しくしてしまった面がある。
へー_