見る目ないのう_

野田聖子元総務相「私が総裁候補になれない理由」を赤裸々告白 〈AERA〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200907-00000051-sasahi-pol

──総裁選には必ず出ると常々おっしゃっていましたが、今回は見送りました。なぜですか。
党員投票が見送られ、自由で開かれた総裁選ではないからです。国会議員ではなく、党員という普通の人々の
票あってこその私ですから、今回出てもバットを持たずにバッターボックスに立つようなものですから。

──前2回の総裁選は出馬を模索しつつ20人の推薦人が集まらず断念。今回、出馬を目指したら推薦人は
集まりましたか。
 派閥を作るために議員になったわけではないけれど、ゼロからのスタートだった1回目の挑戦以降色んな人と
人間関係を築き、今回は十数人のコアメンバーと政策グループの入り口ぐらいまできていました。
結果的にどうなったかはわかりませんが、10人ほどから始めた前回より前進できていたのは確かです。
 ただ、私個人なら落選しても、推薦人が集まらず馬鹿にされても全然構わないのですが、応援してくれる人たちの
名誉を傷つけたり、新総裁の下で何らかのペナルティーを受けたりする可能性がある。特に今回の選挙方式では、
総裁選後に私が一定の力を持ってみなさんを守れるという保証が無い中で、動かないことを決めました。

――同じ無派閥の菅義偉官房長官が、各派閥から広く支持を集め当選確実の状態です。ご自身との差はどこにあったのでしょうか。
 そうですね……。当然、官房長官という重職を7年半も続けてこられたということは大きいと思います。
派閥以上の人間関係を作ってこられたのでしょう。ただ、それだけではない。今回の総裁選では本来、
石破茂さんが軸になるはずだった。でも「それはイヤだ」と思う人たちもたくさんいて、その人たちが対抗馬として
菅さんを担いだ。そういう流れができたということが大きいと感じます。