韓国の外交次官、駐韓日本大使と面会…「輸出規制の撤回を促す」

韓国のチェ・ジョンゴン(崔鐘建)外交部(日本の外務省に相当)第1次官が7日、
在韓日本大使と駐韓中国大使に会って、両国関係全般について意見交換した。

外交部によると、崔鐘建次官は、この日午前11時からソウル・チョンノ(鍾路)区の
外交部庁舎で冨田浩司駐韓日本大使と会って、就任の挨拶を兼ねた面会をした。

崔鐘建次官は、強制動員問題と関連して、「司法部の決定を尊重する」としながらも、
「被害者が受け入れる方法を模索する過程で、日韓外交当局が知恵を集める必要がある」
とし、日本の輸出規制措置についても早急な撤回を促した。
冨田浩司大使は、日本政府の立場を説明したと伝えられた。

これに先立ち、ムン・ジェイン(文在寅)大統領と安倍晋三首相は、
昨年12月の首脳会談で、両国関係を対話で解決していくことにしたが、
強制徴用や輸出規制など、日韓両国の主張は平行線をたどってきた。

崔鐘建次官と冨田浩司大使は、日韓関係はこれからが重要であるという共通認識のもと、
日本の政局の変化の中でも対話を通じて、
両国間の懸案解決を模索していく姿勢を再確認した。

2020/09/07 21:17配信 最終更新:2020/09/07 23:24
http://www.wowkorea.jp/news/korea/2020/0908/10269864.html