野党「アベノミクス失敗」 臨時国会の召集要求―GDP
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081700282&;g=pol

 2020年4〜6月期の国内総生産(GDP)が戦後最悪の下落となったことに関し、野党は「アベノミクスの失敗」などと
安倍晋三首相の経済政策を批判した。経済対策を議論する必要があるとして、臨時国会早期召集の要求も強めた。
 立憲民主党の逢坂誠二政調会長は17日、コメントで「アベノミクスが失敗に終わったことを示すものだ。
昨年の消費増税や新型コロナウイルス対策の不手際が、その傾向に追い打ちを掛けた」と指摘。政府・与党に対し、
臨時国会を召集して追加のコロナ対策と、新たな経済政策の在り方を議論するよう要求した。
 国民民主党の玉木雄一郎代表はツイッターで「民間の予想も超える大幅な落ち込み。追加の現金給付と消費税減税で
景気の下支えをしないと大変なことになる」と主張。共産党の小池晃書記局長は記者会見で
「消費税増税の大失政が明らかになった。臨時国会の早期開会が、深刻な経済の落ち込み打開に必要だ」と訴えた。