何言ってんだか。

「亀田製菓さんへのお願い」で炎上 それでも女子高生が訴えたかったこと
https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/45907

お菓子の過剰包装をなくしてほしいとインターネットで署名を集めていた東京都内の私立高校1年の女子生徒(16)が
28、29日、亀田製菓(新潟県)とブルボン(同)の東京オフィスを訪れ、集まった1万8737人分の
署名を担当者に手渡した。
提案に賛同の声が集まる一方で、ネット上には生徒を中傷するコメントやデマが流れた。
生徒は「声を上げただけで、汚い言葉でどこまでもののしる人たちがいる。血の通った人間なのに」と心を痛めつつ、
「署名を機会にプラごみの削減が進んでほしい」と願った。

 「自分の主張を押しつけるテロリスト」「高校生が出しゃばるな」。6月4日に本紙が生徒の署名活動を報道した後、
ネット上では、生徒の人格を否定する多くの中傷コメントが、掲示板やツイッターにあふれた。

 生徒には、警察沙汰にする趣旨のコメントもあった。「グリコ・森永事件を知らないのか。
毒物を入れる気なら通報する」と言った過激なコメントだ。生徒の頭によぎったのは、フジテレビのリアリティー番組「テラスハウス」に出演したプロレスラー
木村花さん(22)が視聴者らから誹謗中傷を受けた後に死去した事件だ。

 インターネットメディアが、両社への署名提出の訪問日を掲載していたこともあり、亀田製菓やブルボンの
東京オフィスに、嫌がらせに誰か来るのではないかと不安になったという。「ネット上でのやりとりが現実世界の
生活を崩す怖さを感じた」と表情を曇らせた。

 心身ともに傷つきながらも、署名を提出できたのは、亀田製菓の担当者や家族らの励ましの言葉があった
からだという。生徒は、ネットで炎上したことを亀田製菓の担当者に伝えると「思いは理解しているので、
ネットに惑わされないでください。署名提出を楽しみにしています」とメッセージが送られた。