「ひきこもり死」を防げるか――高齢親失った中高年ネトウヨ「8050問題」最終章
https://news.yahoo.co.jp/feature/1846
56歳男性のひきこもり死
2年前の冬のことだった。取材班は、あるひきこもり男性の死に直面した。

神奈川県横須賀市に暮らす56歳の男性は、10年前に両親が死亡した後、自宅に一人取り残され、貯蓄を切り崩しながら暮らしていた。ガスや水道は止まり、家屋の外壁は朝顔のつるで覆い隠され、庭先はゴミであふれていた。市の福祉職員は支援の必要性を感じ、訪問を続けていた。56歳男性はこう話していたという。

「いざという時にお金がないと困るので、なるべく使わないようにしている」