トランプを打ち負かしたい。身内の共和党からのそんな声が広がり始めています。

リンカーン・プロジェクトは、「トランプ大統領とトランプ主義を投票所で打ち負かすこと(Defeat President Trump and Trumpism at the ballot box)」をミッションとする政治組織です。なんと、共和党の保守本流が民主党のバイデン副大統領を支持しています。

弁護士のGeorge Conway III(妻はトランプ大統領の上級顧問)、ブッシュ大統領元顧問のReed Galen, 政治ストラテジストでメディア・コンサルタントのRick Wilson、マケイン元大統領候補の選挙参謀だった Steve Schmidtらが創設者です。

彼らは去年12月にNew York Timesに寄稿(一番下にリンクをつけます)。その時、確かに話題になったものの、あまり勢いがありませんでした。それが効果的な広告で急激に盛り上げていて、先週、ジャーナリストのKara SwisherがRick Wilsonのインタビューをしていておもしろい思いました。
https://lite.blogos.com/article/473930/


創設者のReed Galenによると、広告のターゲットはただひとり、トランプ大統領だそうです。水を片手で飲んで見せたり坂道をしっかり歩けることを示したりして大統領の頭の中に十分に入ったとしています。

ReutersはThe wealthy Republicans who want to oust Trump in November's election(トランプに退場促す裕福な共和党支持者)で保守的な共和党の大口献金者がトランプ大統領の再選阻止に力を入れていると伝えています。
銃規制反対、減税賛成でトランプ大統領の主張のほぼ全てを支持するものの「嘘つきは耐えられない」という70歳の生粋の共和党支持者を紹介。トランプがアメリカの民主主義、さらに共和党の将来にとって脅威だと考える裕福な共和党支持者が増えているそうです。

2016年にもNever Trump(トランプだけはイヤだ)の運動がありましたが、その時との違いはリンカーン・プロジェクトに対する献金、つまりカネの多さだと指摘。

New York MagazineはHow the Lincoln Project Gets Into Trump’s Head(リンカーン・プロジェクトがトランプの頭をどうかき回しているか)の中でKara SwisherによるRick Wilsonへのインタビューを紹介しています。

効率的な広告の手法としてウィルソンは「素早く出す。ちょースリムな制作システムを持っていて、その日のうちに動かしたいものを出していく。それにトランプが常に新たな材料えお提供してくれる。戦場で喉をさらしてくれるようなものだ」と述べたということです。

よかったなぁ安倍信者ww
あれだけトランプに貢いで媚び売ってシッポ振ったのにww