なるほどなあ、連中のこの連鎖の輪が切れたら食うに困るわけだ。


新刊『都市の舞台俳優たち―アーバニズムの下位文化理論の検証に向かって―』が
検証、東京は小劇場の観劇人口が多いのではなく、チケットノルマを抱えた俳優15,000名が
互いに観合っているだけ
ttp://fringe.jp/blog/archives/2015/06/28233107.html
>つまり、東京に小劇場ファンという客層があるのではなく、単に多数いる小劇場俳優がノルマのために
>互いを観合っているに過ぎず、田村氏の推計で15,000名になる東京圏の小劇場俳優*2 が、観客としてぐるぐる回っているだけということだ。
>俳優自らが集客した観客が、「客席全体の九割、あるいはそれ以上を占めている」としている。

>小劇場の客層が中劇場以上と異なるのは事実だし、動員が伸びないカンパニーの実態も本書に近いだろう。
>これまで仮説として語られていたものを、実際に外部の社会学者が丹念な取材で検証したものとして興味深い。
>いつも思うのだが、演劇の創造環境に関する研究は、演劇学者ではなく社会学者の手によるものが多い。
>上演されてこその演劇のはずだが、演劇学者は舞台上の出来事以外に関心がないのだろうか。だとしたら、
>演劇の未来をデザインしていくのは演劇学者ではなく、社会学者だと私は思う。