「文在寅」圧勝で確定“日本を褒めることを禁止する”法案のヤバい中身
2020年4月22日掲載

政策は”親日勢力の清算“

 4月15日に行われた韓国国会の総選挙。300ある議席のうち、文在寅政権の与党である
「共に民主党」系は、保守系野党である「未来統合党」系を大きく上回る180議席を
獲得し、当初の予想をはるかに上回る与党の圧勝、そして、保守の完敗に終わった。

 今回の“歴史的大勝”により、文在寅政権は、残り2年の任期中に
「やりたい放題」の政策を展開できる国民的支持を得たことになる。
中でも、外交安保の面では、親中・親北的な色彩が一層強まる一方で、
日本に対してはさらに強硬な姿勢となることが予想される。

 実際、コロナ禍で行われた総選挙だったにもかかわらず、
与党が打ち出した選挙運動の戦略は“コロナ”ではなく“親日勢力の清算”なのだ。
そんな戦略を掲げて当選した“反日議員”たちが当選したのであるから、国会内で
これまで経験したことのない強力な反日感情が吹き荒れることは容易に想像がつく。

 例えば、そんな“反日議員”の一人が、韓国社会の従軍慰安婦問題の世論を
主導してきた正義記憶連帯の尹美香(ユン・ミヒャン)元理事長である。
彼女は与党の比例代表候補として初当選した。