財政悪化が問題視されるようになった小渕政権期以降、多くのヘッジファンドが日本の財政危機を喧伝し、日本国債に売りを仕掛けてきた。
しかし、それらはいずれも不発に終わり、多くのファンド・マネジャーが市場からの退場を余儀なくされた。彼らはいずれも、日本の財政破綻を煽ることで、結局は自らが破綻する羽目に陥ったわけである。
そして、市場ではいつしか、日本国債の売りは「墓場トレード」と呼ばれるようになった。
https://www.newsweekjapan.jp/noguchi/2017/06/post-11_3.php