東京都の現状分析 2020年3月27日版
文責:佐藤彰洋(ahsato@yokohama-cu.ac.jp)
https://www.fttsus.jp/covinfo/

3月10日から現時点までこの感染率で今後の感者数の予測計算を行い
14日後までに確認されると推計される感染者数を計算することで、
すでに、1200名程度が東京都内で罹患または発症していると概算します。
(〇は数値シミュレーションの結果、●は日次感染者確認数の実測値)
https://i.imgur.com/pOeGay2.png

本日、今すぐに対応しても、すでに罹患または発症している1200名の
感染者が今後14日間にわたり確認され続けることを意味します。

本日から現状の18%レベルまでのヒトの
直接接触頻度を低下させる社会的距離戦略を全ての人が取り、
それを14日間以上にわたり継続することで、東京都において、
14日後から感染者数の減少を確認することができる計算結果となりました。
(●は日次感染者数報告数の実測値。〇は確率的遅れ付SIRモデルによるシミュレーション結果)
https://imgur.com/9W4uTbr.png

※一部抜粋、引用符省略