>>675を見たガソリーヌにツイッターでボコボコにされる党首の枝豚()

山尾しおり
@新型コロナに対応するための特措法について枝野さんのツイート。
賛成から逆算しているせいなのか、かなり杜撰なので問題点を指摘します。
もちろん今日12時からの会議でも発言しますが、時間がないし国会議員の腰がひけまくっているので、皆さんにまずシェアします。

A「法改正することなく新型インフル特措法を新型コロナに適用することは可能であり、適用すべき」
→適用する余地はありますが法改正して適用すべき。同法は事後報告だけで最長2年宣言可能かつ延長可能。
チェック機能不全で期間も長すぎ。緊急事態法制として民主的統制が圧倒的に不足。

B今日にも国会承認(宣言時は例外的に事後承認)と期間短縮(例えば2年→半年)を入れて改正提案すればよい。
やらないならその理由は民主党政権でつくったメンツ、国対委員長間で握ったメンツ、
そして最低限の修正が叶わなければきちんと反対し社会に問題点を明らかにする覚悟のなさ。

C「新型インフル特措法の効果は原子力災害対策特措法や災害対策基本法に比べると、緊急政令が含まれていない点で私権制限が抑制的」
→緊急政令権限まで内閣に渡すという私権制限最大MAXではないから国会承認不要、ということにはならないですよね。

D報告さえすれば、宣言も延長もし放題。宣言や期間や措置の根拠を正すための市民イベントも開催禁止できる。外出自粛要請も、
保育園や老人ホームの使用禁止も指示できる。
これが、国会承認までは不要で国会報告で足りる「抑制的な私権制限」なんですか?私はそう思わない。

Eしかもこの特措法の発動要件は「新型インフルエンザ等の感染が拡大していると疑うに足りる正当な理由」という極めて解釈の余地が広いものです。
パンデミック抑止のため初動の柔軟性を重視してこの要件を維持するなら、入り口が広い分だけ民主的統制や期間制限が強く要請されるはず。

Fここ数日、SNSで問題点と解決策を発信し続けています。コメントも見てます。真摯な感想や建設的な提案に感謝してます。
「新法いらない。現行法でいい」と意見する方にも知ってほしい。民主党政権時の法律でも正しいとは限らない。ノーチェックで緊急事態宣言は立憲主義に反しますよ!