韓国大統領府「対応検討」 日本の入国制限に強い遺憾表明 2020.03.06 13:30

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は6日、
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて日本政府が前日、韓国からの入国者に対し
検疫所長が指定する場所での2週間の待機を要請するなどの
水際対策強化を発表したことに対し強い遺憾を表明した。

 青瓦台はこの日午前に開いた国家安全保障会議(NSC)常任委員会で日本側の措置に遺憾を表明した。

 会議に出席した常任委員は、世界から評価を受けている
科学的で透明な防疫システムを運営している韓国に比べ
日本は不透明で消極的な防疫措置で国際社会の不信を買っていると指摘した。

 青瓦台は「常任委員たちは、わが政府との事前協議がないまま日本政府が不当な措置を取ったのは
納得できなことであり、相互主義に立脚した措置を含む対応策を検討することにした」と説明した。

 青瓦台が「相互主義に立脚した措置」などを検討する方針を示したことから、
政府は日本人の韓国訪問を制限するなどの対策を打ち出す可能性もある。

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