河野防衛相 護衛艦に防弾ガラスなど常設を検討へ 2020年1月17日 20時08分

中東地域への自衛隊派遣をめぐり、河野防衛大臣は、
アフリカのソマリア沖で海賊対策にあたっている護衛艦で、
派遣のたびに防弾ガラスなどを付け替えていることから、
海外派遣に必要な装備を取り付けたままにするか、検討する考えを示しました。

中東地域への自衛隊派遣に向けて、防衛省は来月、派遣する護衛艦に、
防弾ガラスや、警告に使う拡声機、それに機関銃を据える台座を取り付けるなどの準備を進めています。

防衛省によりますと、同様の準備を行っているアフリカのソマリア沖で海賊対策にあたる護衛艦では、
派遣のたびに装備を付け替え、費用が毎回、およそ2000万円かかっているということです。

これについて、河野防衛大臣は記者会見で「コストや必要性について検討していきたい。
常設するもの、設計に入れるべきものを、きっちりと見ていく」と述べ、
海外派遣に必要な装備を取り付けたままにするか、検討する考えを示しました。

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