内閣不信任案で足並みの乱れ 立憲慎重、国民は反発
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191204-00000124-jij-pol
野党共同会派の立憲民主、国民民主両党は4日、最終盤の国会対応をめぐり、足並みの乱れを露呈させた。
立憲は引き続き、首相主催の「桜を見る会」をめぐる問題を追及したい考えで、
内閣不信任決議案の提出には慎重姿勢を示すが、国民は「野党の戦略として理解しがたい」などと反発している。

立憲の安住淳国対委員長は4日、国会内で記者団に対し、今国会会期を延長し、安倍晋三首相に説明責任を果たすよう要求。
内閣不信任案については、「(否決されて)信任という結果は目に見えている」と消極的な考えを示した。
これに対し、国民の玉木雄一郎代表は記者会見で、「出さない理由はない。厳しく政権と対峙(たいじ)していくことが必要だ」と主張。
舟山康江参院国対委員長も「『どうせ信任される』なんて口が裂けても言っちゃいけない」と述べ、安住氏を強く批判した。