偽善者が到着

温暖化対策訴えるスウェーデンの少女 ヨットでNYに到着
2019年8月29日 12時30分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190829/k10012054591000.html

地球温暖化への対策を訴えるスウェーデンの16歳の少女が、国連の会議に出席するため、
ヨットでアメリカ・ニューヨークに到着し、出迎えた大勢の人たちに
「立場の違いを乗り越えて行動を起こさなければなりません」と呼びかけました。

スウェーデンの16歳の少女グレタ・トゥーンベリさんは、毎週金曜日に学校を休んで、
議会の前で温暖化対策を訴え続けたところ、この活動がSNSを通じて世界の若者に
広がり、来月、ニューヨークで開かれる国連の温暖化対策サミットに招かれました。

これを受けてトゥーンベリさんは移動手段として、
航空機は温室効果ガスの排出量が多いとして使用せず、
太陽光パネルで発電するヨットで2週間をかけて大西洋を横断し28日、
ニューヨーク・マンハッタンのふ頭に到着しました。

ふ頭では集まったおよそ2000人が出迎え、
トゥーンベリさんは「気候変動はこれまで人類が経験してきた中で最も重大な危機です。
立場の違いを乗り越えて共に行動を起こさなければなりません」と呼びかけました。

歓迎のために来たという17歳の男性は「彼女の起こした行動がこれほど大きな波になる
とは想像できませんでした。ニューヨークでも若い人々の心に訴えかけて、
行動の波を広げてくれると思います」と話していました。

トゥーンベリさんは来月23日の国連の温暖化サミットで演説するほか、
街頭にも立って対策の必要性を訴えるということです。