モスクワ郊外のジュコフスキー空港で15日、ロシアのウラル航空の旅客機(乗客乗員233人)が離陸直後、空港から約1キロ離れたトウモロコシ畑に緊急着陸し、保健省によると、乗客23人が入院した。航空当局によると、
エンジンに鳥が入り込んだバードストライクが原因とみられる。
 旅客機はウクライナ南部クリミア半島のシンフェロポリ行きのエアバスA321。離陸直後に鳥の群れと遭遇してエンジンに故障が発生し、機長が緊急着陸を決断。エンジンを停止し、車輪を出さない状態で着陸した。火災は発生しなかった。
 インタファクス通信によると、左右両方のエンジンが故障し、機体操縦が困難となり空港まで戻ることはできなかったという。(モスクワ共同)
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