「リーマンショック級でなければ増税」 マーケットではヨーロッパ発“金融危機”の懸念も
4/19(金) 20:38配信 AbemaTIMES
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190419-00010017-abema-bus_all

テレビ朝日元アメリカ総局長の名村晃一氏は「消費税がどうなるかを決めるのは経済」だとしたうえで、「ヨーロッパ発の金融危機の可能性がマーケットでは恐れられている」と指摘する。

「世界的に景気がよくなく、IMF(国際通貨基金)は見通しを大きく引き下げた。米中の貿易戦争といった不安要因も中にはあるが、ヨーロッパ経済が景気後退局面に入ったという見方が一般的になっている。
世界的な低金利の中でヨーロッパの銀行の経営が厳しいという指摘があり、さらに金利を上げるはずが逆に緩和を続ける方針になって、銀行が収益を得られる状況が遠のいた。
ギリシャ財政危機の影響が大きかったように、ヨーロッパの金融危機となればリーマンショック級になる可能性はある」

また、そうした懸念を踏まえた上で「萩生田さんの発言はまんざら想像の世界、悲観的すぎるということではないかもしれない」と述べた。