旧民進分裂後初の統一選 立憲民主、国民民主に明暗
4/8(月) 21:33配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000608-san-pol

旧民進党の分裂後初めてとなった統一地方選前半戦は、同党の流れをくむ立憲民主、国民民主両党の明暗が分かれた。
立憲民主党が道府県議選と政令市議選でそれぞれ改選前を約3割上回る議席を獲得したが、国民民主党はいずれも約4割減らした。
政党にとって地方議員の数と質は「地力」そのものだ。統一選の戦果は夏の参院選にも大きく響くことになる。

結党から約1年半、しかも自前の地方組織を持たずに発足した経緯を考えれば、道府県議選で118議席(改選前87議席)、
政令市議選99議席(同76議席)という結果は「善戦」(長妻氏)と評価できる。
特に、政令市議選では17市のうち10市で勢力を伸ばし、都市部を中心に党勢拡大が進んでいる状況を示した。

対照的に不振だったのが国民民主党だ。道府県議選では改選前の142議席に対し83議席、
政令市議選では同58議席に対し33議席という大幅な目減りとなった。