毎月勤労統計1月が発表されております。

1 賃金(一人平均)
(1) 現金給与総額は、277,001 円(1.2%増)となった。
 うち所定内給与は 243,298 円(0.6%増)、所定外給与は 19,244 円(1.0%減)、所定内給与と所定外給与を合わせたきまって支給する給与は 262,542 円(0.6%増)、
特別に支払われた給与は 14,459 円(12.7%増)となった。
(2) 一般労働者では、現金給与総額は、358,883 円(1.5%増)となった。
 うち所定内給与は 311,905 円(1.0%増)、所定外給与は 26,454 円(0.6%減)、きまって支給する給与は 338,359 円(0.8%増)、特別に支払われた給与は 20,524 円
(13.2%増)となった。
(3) パートタイム労働者では、現金給与総額は、94,866 円(0.6%減)となった。
 うち所定内給与は 90,695 円(0.5%減)、所定外給与は 3,205 円(5.3%減)、きまって支給する給与は 93,900 円(0.7%減)、なお、時間当たり給与は 1,161 円(2.2%増)
となった。
(4) 実質賃金指数(現金給与総額)は、86.2(1.1%増)となった。なお、実質賃金指数(きまって支給する給与)は、98.9(0.4%増)となった。
(消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)の前年同月比は、0.2%上昇)
(5) 共通事業所による現金給与総額は、0.8%増となった。
 うち所定内給与は 0.6%増、きまって支給する給与は 0.5%増となった。また、一般労働者、パートタイム労働者、各々の現金給与総額は、1.2%増、1.0%減となった。

2 労働時間(一人平均)
(1) 総実労働時間は、130.5 時間(2.4%減)となった。
うち所定内労働時間は 120.5 時間(2.3%減)、所定外労働時間は 10.0 時間(3.8%減)となった。 出勤日数は、16.9 日(0.4 日減)となった。
また、製造業の所定外労働時間の前月比(季節調整済指数)は、2.8%減となった。
(2) 一般労働者では、総実労働時間は、152.9 時間(2.2%減)となった。
うち所定内労働時間は 139.6 時間(2.1%減)となった。
(3) パートタイム労働者では、総実労働時間は、80.7 時間(2.6%減)となった。
うち所定内労働時間は 78.1 時間(2.6%減)となった。

3 雇用
(1) 常用雇用指数は、106.7(1.8%増)、一般労働者では 105.6(1.6%増)、パートタイム
労働者では 109.2(2.3%増)となった。
(2) パートタイム労働者比率は、31.00%(0.15 ポイント上昇)となった
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/31/3101p/dl/pdf3101p.pdf

先月からちょっとよく分かんないんですが、労働時間が減ってるのに賃金が上がってるというよく分かんい数値が出ています。
(労働時間が増えたら「残業代」という物が出るから賃金が上がるけど、逆はちょっとよく分かんない)
厚生労働省の説明によると、「毎月勤労統計:賃金データの見方〜平成30年1月に実施された標本交替等の影響を中心に〜」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/maikin-20180927-01.pdf
分かり難い専門用語がやたらと並んでいるので平たく言うと、
「500人以上の企業全部調べなきゃいけないのに、サンプル調査で済ませて、すいませんでした!
今度からちゃんと調べたら、500人以上の企業が前の調査より増えたんで、時間が短くて給料の高い企業が増えたんすよ」
大体、合ってますよね?
まぁ、そう言われたら、大体近い数値になるんでしょうか?どうだ、これ?