「米が約束守らなければ新たな方策も」金正恩氏、新年の辞で警告
2019年1月1日 10:32 発信地:ソウル/韓国

【1月1日 AFP】(更新)北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は1日の新年の辞で、
「米国が全世界の前で約束したことを守らなければ、われわれはわが国の主権と
利益を守るために、新たな方策を検討せざるを得なくなるかもしれない」と述べ、
北朝鮮に対する制裁の解除を米側に求めた。

 昨年6月にシンガポールで行った米朝首脳会談にも言及し、
ドナルド・トランプ米大統領と「実りのある話し合い」を行い、
建設的な意見を交換したと振り返った。

 その上で「米大統領とは今後いつでも同席する用意があり、
国際社会に歓迎されるような成果を出すために全力を尽くすだろう」と表明した。

 一方、首脳会談以後ほぼ停止されている米韓合同軍事演習について、
「緊張の元」になっているとして米韓に実施しないよう要求。
「外部勢力の戦略兵器を含め、戦争関係の装備は持ち込まれるべきではない」と訴えた。

http://www.afpbb.com/articles/-/3204726