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ソウルで天皇誕生日レセプション開催 韓国外務次官が祝辞も 2018.12.06 20:37

【ソウル聯合ニュース】在韓日本大使館主催の天皇誕生日レセプションが6日、
ソウル市内のホテルで開催された。
明仁天皇は来年4月30日に退位するため、平成時代の最後の天皇誕生日レセプションとなる。

 日本の在外公館は毎年12月ごろ、それぞれの国の要人らを招待し、天皇誕生日記念行事を行っている。

 この日の行事には趙顕(チョ・ヒョン)外交部第1次官や各国の駐韓外交官、
両国の企業関係者ら約700人が参加した。

 出席者によると、趙氏はあいさつで、過去の歴史問題は賢明に処理しながら
その他の分野では交流を続けたいとして、両国関係を未来志向に進めていく考えを示した。
また、朝鮮半島の非核化・平和プロセスを推進するため、日本と協力を継続する意向を表明した。

 これまでもレセプションには韓国外交部次官が出席してきたが、祝辞を述べたのは異例。
日本側の要請があったという。韓国の政府関係者は「こういう時期だからこそ両国の交流や意思疎通が重要だ。
互いに自らの立場を説明し、理解を求めることが外交当局がやるべき努力だと思う」と述べた。

 一方、ホテル前には韓国の市民団体のメンバーらがレセプションの開催に抗議する騒ぎもあったが、
大きな衝突はなかった。

ttps://jp.yna.co.kr/view/AJP20181206003600882