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―フェイスブックは、ザッカーバーグ氏とシェリル・サンドバーグ最高執行責任者
(COO)に関連したアプリがデータアクセス権を失うことについて懸念していたようだ。

 14年の複数の電子メールに含まれていたある表には、データ規定の変更に影響される
アプリの数(2万7000本超)が書かれていた。また、「マークの友達」と
「シェリルの友達」であるアプリの数(それぞれ31本、66本)が記載された表もあった。

 フェイスブックの広報担当者は「マークとシェリルに質問しそうな会社にチームが
しるしを付けた。そうした企業に特別なアクセスを与えたわけではない」と述べた。


―フェイスブックは大手広告主である一部企業との関係を失うことも恐れていた。

 ユーザーの友達リストへのアクセスについて議論した際、
従業員らはフェイスブックが特定の関係を維持することが重要だと強調した。
カナダで過去最大級のNEKOキャンペーンを実施する企業と指摘されていた
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)との関係もそうだった。

 RBC広報担当は先週、WSJに宛てた文書で、「当行がマーケティング支出の最低額や
目標についてフェイスブックと合意したことはない」と述べた。