ゴーン容疑者逮捕〜日本がアメリカから制裁を受ける可能性も
11/29(木) 7:11配信 ニッポン放送
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181129-00010000-nshaberu-soci

高橋)今年の2月あたりからそこが急に変わって、マクロンさんが出て来た。彼はルノーを国有化したいと言うので、そういう政策をやって来た人なのですよ。

飯田)大統領になる前も、かなり締め付けがきつかったらしいですね。

高橋)経済大臣のときもけっこうやっていたし、そこでゴーンさんが折れたのではないかという見方があったのです。マクロンさんの方で中国への技術教育も熱心になる。そんななかでこういう話が出ていると、私には見えてしまいますね。
中国が出て来て、ルノーとの間で技術が欲しいと。アメリカはそれをやめろと言っているというのもあります。するとアメリカの話も出て来る。
日本の電気自動車の技術は、軍事転用できる技術が多いのです。日本人にはわかりませんが、軍事の場合電気が重要です。例えば高速充電などは、ものすごく軍事技術になるのですよ。

飯田)これからどんどんデータリンクをして自動化して行くとなると、全てのエネルギー源は電気だと。

高橋)そう。だからエネルギーを凄く使うとか、エネルギーをもたせるとか、最後は電磁的な攻撃もあるでしょう。
レーザーとか、ああいうものは弾込めの時間に関わるから、急速充電やエネルギーを効率化することは大きな技術になってしまうのですよ。
その技術教育をルノーが中国にするなんて言うから、アメリカが怒ってしまう。アメリカは、中国が技術を盗んでいるという話で貿易戦争をしていて、「そこに関わった奴は大変だぞ」と言っているわけだから。
下手すると「日産も巻き込まれたらいけない」と経産省が思っても不思議ではないというロジックです。

飯田)アメリカが中国と角を突き合わせるときに、国防権限法でやっているではないですか。だからそれを使えば。

高橋)ルノーの技術はたいしたことないのだけれど、日産の電気自動車技術が軍事転用されていると言ったら、アメリカから日本が制裁を食らってしまうこともありますよ。