※トランプさんは常に戦術パターンを5〜6パターンを用意して交渉をする実業家なのです!

米大統領候補、トランプ氏はいかにして不動産王になったのか
https://tate-maga.tateru.co/real-estate-investment/how-trump-made-fortune/

トランプ氏は不動産関係の学科がある名門・ペンシルバニア大学に進学。卒業後、同大学院に進んでMBAを取得、
父親の経営する中低所得層向けの不動産会社「エリザベス・トランプ・アンド・サン(現トランプ・オーガナイゼーション)」に入社しました。
そこで不動産投資関連の知識を身に付けるとともに、その経験を中流・上流層向けのホテルやオフィスビル、商業施設などの経営に活かし、大成功を収めました。

ドナルド・トランプ氏の父親は不動産開発業を行っていた人物です。父親が堅実な不動産ビジネスを行っていたのとは対照的に、トランプ氏はスケールの大きな不動産ビジネスを好みました。

現在、彼の名前がつけられ、高級ホテルのオーナーシップを提供する「トランプ・タワー・ワイキキ」や、ゴルフコース「トランプ・ナショナルGCロサンゼルス」などの共同事業やライセンス契約なども含めて、
世界中に彼の不動産や商業施設があります。ニューヨークの五番街に建つ高層ビル「トランプ・ワールド・タワー」の家賃は月650万円ともいわれており、世界で活躍するスポーツ選手や有名人が多く暮らしています。

大胆不敵に思えるトランプ氏ですが、その不動産取引に臨む姿勢は意外にも慎重です。不動産取引に対し「常に最悪を予想して取引に臨む」と彼は話しています。

また、トランプ氏の収入の多くは不動産業から得ているものですが、「ライセンス事業」も彼のビジネスを支える事業のひとつとなっています。
建設会社などとライセンス契約を結んで「トランプ」ブランドを提供し、その売り上げから一定のライセンス料を受け取っています。

不動産投資を行うにあたって、事前に情報収集や分析などを徹底的に行いますが、それでもすべて予測通りに進むかどうかはわかりません。

トランプ氏は「ひとつの取引に臨む場合、成功させるための計画をひとつではなく、5〜6パターン用意しておく」という趣旨の発言をしています。 ← ここポイント

リスクを最大限考慮した上で、入念に複数の計画を練り、取引に臨んでいるのです。