今後、日本が財政危機に陥るとしたら、
可能性として考えられるのはデフレ不況が続いて供給能力が劣化することでインフレに転じた場合でしょう
ようするに発展途上国化です。
それを避けるには今、政府が需要を創造して設備投資を加速させ、供給能力の劣化を防ぐことが必要です

連投氏は将来の財政危機に備えて財政赤字を減らすべきだと主張しますが、
そもそも現在、日本が背負っている1000兆円の‟借金”は増税と緊縮財政によって景気が悪化して税収が減り、その補填の為に赤字国債を発行した結果です。
連投氏が主張するように均衡財政を進めれば、日本の財政はかえって悪化するでしょう。
それを避けるには財政支出を拡大して、GDPを成長させて、税収を増やす必要があります。

人口問題、供給力維持、財政問題。すべてが財政政策の拡大という結論を示しているのです。