http://news.livedoor.com/article/detail/15433194/

「道徳」が必要なのは小学生より中高年だ

今年度から小学校で道徳が正式な教科となった。高学年の教材ではSNSの使い方も取り上げられ、「受け取る相手の立場に立って、楽しく正しく利用しましょう」と書かれている。だが
教育行政に詳しい寺脇研氏は、「ネット上で攻撃的な主義主張を繰り広げるのは中高年が中心。道徳教育が必要なのは子どもたちよりも大人ではないか」と指摘する――。

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■道徳教育が必要なのは「大人」かもしれない

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寺脇 研(てらわき・けん)
京都造形芸術大学 客員教授
1952年生まれ。東京大学法学部卒業後、75年文部省(現・文部科学省)入省。92年文部省初等中等教育局職業教育課長、93年広島県教育委員会教育長、97年文部省生涯学習局生涯学習振興課長、2001年文部科学省大臣官房審議官、02年文化庁文化部長。
06年文部科学省退官。著書に『国家の教育支配がすすむ』(青灯社)、『文部科学省』(中公新書ラクレ)、『これからの日本、これからの教育』(前川喜平氏との共著、ちくま新書)ほか多数。





■エリート官僚も「事件」を起こす
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前川喜平氏との共著、
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