自民党に所属する河井案里参院議員、夫の河井克行衆院議員、菅原一秀衆院議員の3人の国会議員。週刊誌などで報道された疑惑について「説明責任を果たす」としながら、長い間、国会を欠席し続けています。本当に説明する考えはあるのでしょうか。


 「説明できないから出てこられないんでしょう」(自民党 大臣経験者)

 河井夫妻には給与に当たる歳費がそれぞれ毎月およそ129万円、また、来週10日にはボーナスに当たる期末手当が案里氏におよそ194万円、克行氏におよそ323万円支給されます。

「河井案里議員から秘書を通じて、私の方へ診断書が提出されました」(自民党 世耕弘成 参院幹事長)

 案里氏側から“適応障害により、1か月の療養が必要”との診断書が提出され、疑惑については「第三者を入れて調査中」などと報告があったということです。

 「その事実関係を確認して、説明責任を果たしていきたい」(菅原一秀 前経産相、10月)

 また、同じく週刊誌報道などを受け、経済産業大臣を辞任した菅原一秀衆院議員も国会を欠席したまま何の説明もしていません。