『藤井聡内閣官房参与、基礎的財政収支黒字化目標掲げた骨太方針に苦言 「デフレ悪化のリスク」
https://www.sankei.com/economy/news/180615/ecn1806150042-n1.html??
藤井聡内閣官房参与(京大大学院教授)は15日、国会内で講演し、政府が決定した経済財政の運営指針「骨太方針」に苦言を呈した。平
成31年10月の消費税率引き上げと、37年度の基礎的財政収支の黒字化目標が明記された点を挙げ「デフレ不況を悪化させるリスクがある」と指摘した。
 デフレ脱却までは、消費税増税の凍結と大規模な財政出動が必要だと強調。
骨太方針に21、22年度予算での消費税増税に対応する消費下支え策実施が盛り込まれた点には「デフレ脱却の余地が幾分残された」と述べた。
 消費税増税凍結を訴える自民党若手有志の「日本の未来を考える勉強会」で講演した。