>>529
あの世には社会主義者だけの天国があるという。ある日、一人の男がその門にやってきた。

門番「この門は社会主義者だけが通る事を許される。まず聞こう。お前の親父は?」
男「弁護士です」
門番「インテリ野郎か。ではお袋は?」
男「商家の娘です」
門番「ケッ、ブルジョワめ。ではお前は?」
男「文筆業です」
門番「なんだ、労働者じゃないのか。では女房は?」
男「貴族の出身です」
門番「資本家じゃないか。駄目だ、そんな奴を通すわけにはいかん。立ち去れ」

悲しそうに立ち去ろうとする男を門番が呼び止めた。
門番「待て、一応聞いておこう。お前の名は?」
男「カール・マルクスです」