日米、非核化まで制裁解除せず=大統領、北に拉致提起−首相、日朝会談実現に意欲

 【ワシントン時事】安倍晋三首相は7日午後(日本時間8日未明)、
日米首脳会談後の共同記者会見で北朝鮮の非核化に関し、
「トランプ米大統領は北朝鮮が行動するまで制裁を解除しないと言っている。
日米は完全に一致している」と述べた。

 首相は会見で「北朝鮮に国連安保理決議の履行を求めていく方針に変わりはない」と指摘。
12日に予定されている米朝首脳会談について
「日米は常に共にある。米朝首脳会談の成功を強く期待している」と語った。

 首相は日本人拉致問題に関し、「トランプ氏は(米朝会談で)拉致問題を提起することを約束した」と語った。
 その上で、日朝首脳会談について「拉致問題の早期解決のため、
北朝鮮と直接向き合い話し合う決意だ」と強調。
金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談実現を目指す考えを示した。(2018/06/08-04:36)

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朝鮮戦争終戦合意も=トランプ氏、会談成功なら正恩氏の訪米招請

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日、日米首脳会談後の記者会見で、
12日の米朝首脳会談で朝鮮戦争の終戦に関する合意に調印する可能性があると明らかにした。
また、米朝会談が成功すれば、金正恩朝鮮労働党委員長の訪米を招請する考えを表明し、
すべての問題解決後、米朝関係が正常化することを望むと語った。(2018/06/08-04:11)

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