国産哨戒機P-1、輸出はあるか? 仏独エアショーでお披露目、背後に渦巻く各国の思惑
5/17(木) 16:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180517-00010004-norimono-bus_all

フランスは哨戒機の「キモ」と言うべき、独自に収集した潜水艦の音紋などのデータベースの統合にアメリカ企業が関与することを、機密保持の観点から好んでいないようです。

旅客機であるA320 neoをベース機とする洋上哨戒機は、やはり旅客機である737をベースとしているP-8Aと同様、洋上の低空飛行能力ではP-1に及ばず、
潜水艦の発する磁気を探知する「MADブーム」を装備しない可能性が高いことから、潜水艦の捜索能力でもP-1より劣るものになると考えられます。

P-1のヨーロッパ諸国への輸出の道のりは厳しいものですが、「ベルリンエアショー」と「パリ航空ショー」で、P-1が日本の航空技術力の高さを示したのは間違いありません。