岡田氏ら依然「立民」重視…民進は再び分裂含み

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民進党は30日の両院議員総会で、希望の党との合流をにらんだ新党結成方針を了承した。

 ただ、岡田克也・元代表らは立憲民主党も含めた合流を主張しており、党は再び分裂含みの展開となっている。

 大塚代表は総会の冒頭、「安倍政権を打倒するため新しい固まりをつくりたい」と述べた。
しかし、この後の非公開の懇談会では、安住淳・元財務相が「野党共闘が鈍る」と反発したほか、
立民との連携を重視するリベラル系の参院議員からも反対の声が出た。総会と懇談会は合わせて約2時間に及んだ。

 終了後、岡田氏は記者団に「立民との溝が深まるような結果にならないようにやってもらいたい」と語った。

 大塚氏は、民進党を存続させた上で、希望の民進出身者と合流し、4月中に新党を結成する構想を描く。
執行部は4月1日に地方組織の幹部を集めた会合を開き、この方針を説明する。

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