脳に侵入する寄生虫が温暖化で北上、ナメクジに注意
3/22(木) 7:11配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180322-00010000-nknatiogeo-sctch

生のカタツムリやナメクジと同様、カエルや淡水性のカニやエビを生で食べることもおすすめできない。
米疾病対策センター(CDC)によると、こうした食材は少なくとも3分間茹でるか、内部の温度を最低74℃まで上昇させた状態で(鶏肉も同様)、
少なくとも15秒間調理して寄生虫を殺す必要がある。

ナメクジを食べないようにすることなど簡単だと思う人もいるかもしれないが、ふとした偶然から小さな個体を口にしてしまうことは十分に考えられる。
また、ナメクジが通った後に残る粘着物にも寄生虫がいることがある。

「家や庭周辺のカタツムリ、ナメクジ、ネズミなどを除去することも、リスク軽減につながります」と、CDC寄生虫性疾患局疫学チームの責任者スー・モンゴメリー氏は言う。
「野菜を生で食べるときにはよく洗い、水筒などはカタツムリやナメクジが入らないよう、確実に蓋を閉めてください」

庭の野菜につくナメクジを退治する際には、死骸をその場に置きっぱなしにしないようにすることが重要だ。
ネズミ、ペット、野生動物などが死骸を食べてしまうおそれがある。