韓国五輪外交、北朝鮮を利するだけに終わった「大失策」の裏側
2/19(月) 6:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180219-00160285-diamond-int

 「微笑み外交」の陰で展開された米韓北の綱引きと今後を、どう評価するか。

 北朝鮮にとって、どうなろうとも損はない。

 南北が接近した形にすれば、韓国を米国の攻撃に対する盾にできる。南北対話が進んでいる間であれば、米国もおいそれとは攻撃しにくい。

 南北関係が改善できなくても(そもそも、北朝鮮は南北関係改善には関心がないが)、米韓同盟が弱体化すれば、これまた北朝鮮の安全保障を強化できるからだ。

 1月の北による突然の「南北関係改善」の表明から五輪に至るこれまでの韓国の動きは、北朝鮮を利する方向にだけ作用している